「石橋湛山と地方自治 実践と論理」
立正大学石橋湛山研究センター『石橋湛山研究』
第2号
石橋湛山は『東洋経済新報』のジャーナリスト時代、およそ27年間にわたって鎌倉に在住していた。石橋は多忙な社務の一方で、町会議員をはじめとする地方政治にも深く関与し、多数の地方自治論を執筆した。本稿は、石橋の鎌倉における活動の実態を探り、彼の地方政治体験が、どのようにして地方自治論に結実したのかを論じた。査読有。