主に千葉大学のワークショップにおいて、様々な商品や道具をデザインをさせるため、架空のクライアントからの要望書を2通作成。初日に1通目を受け取りチームでリサーチを開始し、デザイン解決を進めて行き、一度まとめたアイデアを翌週チームで発表。ところが2通目は少し思想を裏切るような要望に設定され、1通目のアイデアを更に変更しつつ頭を柔くして対応するデザイン的思考が必要になる。そのために「デザイン思考概念図」を作成・配布し、頭の準備体操と題して、様々な尺度のモノサシを提示。もしも~だったらと言った空想する訓練のモノサシには「価値」「環境」「年齢」「量」「重さ」「サイズ」「身体」「時間」等と表記され、今考えていることに対し、もしも「価値」が極端に高い物だったら?低い物だったら?というように思想の幅を極端に変化させ、脳を柔らかくするためのツール。
クライアントからの依頼内容を毎年変化させ10年以上続けている。