心血管疾患(CVD)に対するブドウ糖負荷前・負荷後血糖値の相対リスクを14の観察研究からメタ解析した。血糖値の1SDあたりの推定調整リスクを二変量効果モデルにより解析し、人種による層別解析を行った。その結果、負荷後血糖値とCVDのリスクの量的関係が明らかになった。また東洋人では西洋人に比べ、血糖値とCVDリスクとの相関が有意に高かった。
担当部分:研究背景文献の抽出および整理
共同発表者:齋藤和美、児玉曉、堀川千嘉、伊部陽子、平澤玲子、谷内洋子、菅原歩美、小林和人、高橋昭光、島野仁、山田信博、曽根博仁