2型糖尿病(T2DM)患者における糖・脂質摂取比(C/F比)が、血糖コントロールや血清脂質へ及ぼす影響についてメタ解析を行った。その結果、T2DM患者において、総エネルギーの30%以上の炭水化物を含む食事では、高C/F比食は低C/F比食と比べ、インスリン抵抗性、TG・HDLレベルを悪化させる可能性があるが、TGレベルの改善には、C/F比よりも摂取エネルギー制限や脂肪の中身が重要であると考えられる。
担当部分:研究デザインの選定、研究背景文献の抽出および整理
共同発表者:菅原歩美、児玉暁、牧美保、堀川千嘉、藤原和哉、平安座依子、齊藤あき、西垣結佳子、伊部陽子、平澤玲子、谷内洋子、齊藤和美、曽根博仁