23.糖尿病と難聴の関連性についてのメタ解析
第55回 日本糖尿病学会年次学術集会(横浜)抄録要旨集 358頁
糖尿病と難聴の関連性の強さについてメタ解析を行った。採用文献は13件であり、対象者総数20194名のうち7687名が難聴であった。糖尿病と難聴の統合オッズは2.28であり、糖尿病患者は非糖尿病者よりも難聴を有していた。特にその傾向は60歳以下の者に強く見られた。以上より、糖尿病患者における聴力スクリーニングの必要性が示唆された。担当部分:研究デザインの選定、研究背景文献の抽出および整理共同発表者:堀川千嘉、児玉暁、藤原和哉、平安座依子、菅原歩美、平澤玲子、谷内洋子、齋藤和美、曽根博仁