牛乳および乳製品の摂取とメタボリックシンドロームの関連性についてメタ解析を行った。横断研究7件と4件のコホート研究が採択された。オッズまたはリスク比の検討において、横断研究では乳製品摂取量による差は見られなかったが、コホート研究では、高摂取群のほうが有意に発症率が低下していた。定量的検討においては、牛乳100mlごとの摂取量増加につきメタボリックシンドローム発症リスクが9%低下した。
担当部分:研究デザインの選定、研究背景文献の抽出および整理
共同発表者:Horikawa C, Heianza Y, Hirasawa R, Sugawara A, Maki M, Yoshizawa S, Yachi Y, Saito K, Sone H.