口腔リハビリテーション専門歯科医院の外来および在宅訪問患者について、栄養評価と摂食嚥下機能評価、口腔機能評価の関連、並びにエネルギー、たんぱく質、水分摂取量、栄養指導内容の関連を解析した。摂食嚥下機能評価において「誤嚥あり」の群の方が「誤嚥なし」の群よりも栄養評価で「低栄養」となる割合が高い傾向が認められた。また、口腔機能評価のうち舌口唇運動機能および舌圧は栄養評価と関連することが認められた。栄養指導内容は栄養評価と関連しており、エネルギー摂取量が必要量より少ない患者に対しては栄養補助食品についての栄養指導を行っていた。
担当部分:企画、遂行、解析、学会発表
共同発表者:◎平澤玲子、尾関麻衣子、菊谷武、田草川菜月、湯本和、古屋悠花