日本人2型糖尿病患者における微量アルブミン尿(アルブミン/クレアチニン比≥3.4mg/mmol)の発症とHbA1cの変動性との関連についてコホート研究を行った。対象は正常アルブミン尿の2型糖尿病患者812名で、平均観察期間4.3±2.7年の間に193人が微量アルブミン尿を発生した。2型糖尿病におけるHbA1c変動性は、平均のHbA1cに独立して微量アルブミン尿の発症に影響することが観察された。
担当部分:研究方法の選定、研究背景文献の抽出および整理
共著者:Sugawara A, Kawai K, Motohashi S, Saito K, Kodama S, Yachi Y, Hirasawa R, Shimano H, Yamazaki K, Sone H.