低蛋白食摂取時の免疫機能における加齢の影響を若齢及び老齢PEMモデルマウスを用いて検討した。若齢マウスでのみ糞便抽出液中IgAが低蛋白食群において低値を示し、血清IgAと負の相関を認めたことから、IgA産生機構の低蛋白食における影響は加齢により変化することが示唆された。また、腸管IgA酸性における低蛋白食摂取の影響は、小腸や腸内細菌叢の変動とも関連する可能性が示された。
担当部分:動物実験補助、データ収集、データ解釈
共著者:蕪木智子、藤倉聡子、杉谷直子、平澤玲子、尾高有希乃、吉野美香、佐藤夏子、佐藤和人