山形県金山町は、昭和59年の「新金山基本構想」の中で提唱された「街並み(景観)づくり100年運動」以来、町民、行政がともに地道に美しいまちづくりを進めてきた。現在では、その努力が一定の成果をあげ、各方面でまちづくりの好例として取り上げられている。その活動が評価され、2002年度(平成14年度)日本建築学会賞(業績)を受賞した。その受賞を記念して、これまでの金山町のまちづくりの変遷をまとめ、実践したまちづくりの詳細や、建築を紹介した書籍である。著者は、全体の編集を中山淳氏と担当した。また、図版の作成も共同で担当している。
参照:D3