目標:
建築の最小単位とも位置付けられる「椅子」その機能や形体を根本から見つめ直し、既存の椅子にとらわれない自身の「椅子」を目指す。設計するだけでなく、タモ材を使い、木工具を使用し、実際に人の身体を支えられる椅子を制作する。構法や構造に関する知識及び感覚を身につける。 成果:
主材料を木材とすることで、材料の特質、繊維方向による強度特性の違いや剃りの特性を知ることができた。考えること。実験し検討すること。そしてその成果を踏まえて実際に作品を制作すること、そのプロセスを全て学ぶことができた。制作された椅子は全作品、東京藝術大学陳列館にて「東京藝術大学建築科一年生椅子展」として展示された。