学術論文

基本情報

氏名 武田 和夫
氏名(カナ) タケダ カズオ
氏名(英語) Takeda Kazuo
所属 大学 ビジネス
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

2017/02

学術論文名

23. 内部監査に期待される役割-内部監査の品質評価が及ぼすガバナンス機能への貢献-

単著・共著の別

単著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

森山書店
「會計」

第191巻

第2号

開始ページ

41

終了ページ

52

概要

日本の内部監査の現状について、外部評価が進んでいない点を、IIAのCBOK調査および日本内部監査協会の監査白書のデータをもとに指摘した。またわが国企業がどのガバナンス形態を採用したとしても、モニタリング機関がマネジメント機関を監査・監督するうえで、内部監査がもたらす情報が重要であることを指摘した。この認識のもと、当該情報の信頼性を高めるためには、内部監査の外部評価が有用であることを主張している。この主張に基づけば、外部評価の実施がグローバルなガバナンス水準をもたらすことになろう。そのうえで、今後、外部評価を進めるためには、とくに常勤でモニタリングするわけではない社外取締役に内部監査に対する意識改革を求めた。