学会発表8(後掲)の研究報告要旨集である。
当初ABCは、製造間接費を正確に配賦することを目的としていたといわれ、第3次集計において、操業量関連配賦基準のみを用いて行う既存の不正確な配賦方法を改善するためのものであった。 しかし正確な製品原価を測定するためには、一部分ではなく製品原価計算の全段階にABCを適用する必要があるといえる。そこでABCを製品原価計算過程に適用し、生産活動の実態を正確に写像する活動基準製品原価計算の方法を示した。
pp 70-71
共著者:小泉友香 片岡洋一
本人担当部分:全体執筆