生産活動を対象とする原価計算のフレームワークにおいて、継続的改善による微細な変化および改革的改善による変化を測定可能な改善原価計算モデルの構築の意義に関して論じ、このモデルへのフロー原価計算の導入の可能性を検討している。さらに、製品原価計算の精緻化モデルに、フロー原価計算の基礎的思考を導入し、製造間接費配賦についてはABCの理論を修正・拡張したものを取り入れた論理一貫した統一理論に基づいてモデルが構築される必要があることも提案している。
本人担当部分:共同研究につき抽出不可能
共著者:片岡洋一、小泉友香