アクション・ラーニングを取り入れた授業が女子大学生のリーダーシップ開発に及ぼす効果
Kyoritsu Business & Economics Review
第3巻
共立女子大学1年生の授業において、社会人等からなる学習支援アドバイザリーグループとのアクション・ラーニング(質問会議)への取り組みが、学生のリーダーシップ開発に及ぼす効果を検証した結果、有効性が示唆された。授業前後のアンケート調査では、リーダーシップの最小3要素の率先垂範、相互支援が向上した。また、リーダーシップの発揮に関わる自己理解、積極的な社会参加、質問力、問題解決力も向上した。インタビュー調査の結果からは、授業への参画意識やリーダーシップ力を高めた可能性が示唆された。