ファッションで言うところのパターンメーキングは、いわゆる平面の製図であり、設計データである。つまり 3D の立体造形や CG との親和性が高く、私は2D3Dでの衣類製作についての構想を10年前よりずっと考えてきた。 近年はマーベラスデザイナーやLSX などファッションの製作の面に特化したデジタルツールを使い、それを VR などに応用したファッションブランドや、STYLY のような ファッション VR プラットフォームなども出てきた。今後の服作りのあり方をさらに一歩先へアップデートすると共に、AI によるファッ ションインダストリアルへの影響 = サスティナブルファッションの考察や、未来のファッションプレゼンレーションへの展開について、 この先 10 年のファッションの作り方、見せ方について考察する。