食品科学の授業では、等電点沈殿の実演や、自分で撮影し た料理の写真などをスライドに取り入れ、実際に観察することで、原理についての理解を深めた。 また、味党をテー マとした授業では、五感と味覚の詳細について説明し、次の授業で食品を実際に味わうことで、前回学んだ内容を感覚的に理解するよう促した。 生物化学の中でもセントラルドグマ関連の内容は登場する分子が多いため、JT生命誌研究館の作成したアニメーションを許可を得て活用し、自分の体内で起こっている現象を動画によって理解を促した。また、すべての担当科目で、パワーポイントを用いたプレゼンテーションで図の割合を増やし、イメージによる理解を促すようにした。 また、学生自身が重要なワードを書き写すことで、ビジュアルを介した文字理解を意識した。 さらに、毎回小テストやアンケートを実施し、知識の定着を図った。