Signaling pathwaysof insulin-Iike geowth factor-1 that are augmented by cAMP pretratment in FRTL-5 cells.
第73回日本内分泌学会学術総会(京都)
ラット甲状腺由来濾胞細胞株 FRTL-5において、甲状腺刺激ホルモン(TSH)とインスリン様成長因子ー1(IOF-1)の誘導する情報伝達のクロストークを調ぺたところ、 TSHによって細胞内cAMP濃度が上昇すると、16F-1依存的な細胞増殖が促進された。それに伴って 16F-1依存的なタンパク質のチロシン残基のリン酸化も増強されることを見出した。それ以外に、 cAMP濃度が上昇すると、p66Shcのタンパク皇が増加することも明らかとなった。