その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 根建 美也子
氏名(カナ) ネダチ ミヤコ
氏名(英語) Nedachi Miyako
所属 大学 家政
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

アトピー性皮膚炎の細胞モデルにおける混合精油のシナジー効果

単・共の別

その他(発表学会等)

発行又は発表の年月

2024/08

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第37回におい・かおり環境学会

概要

これまでに、抗炎症作用を有する精油を含む保湿剤開発を目的とし、18種類の精油の抗炎症能と抗酸化能について、ヒト由来角化細胞株(Hacat細胞)のアッセイ系を用いて検証した。アッセイ系については、過去に報告しているが、HaCaTをサイトカイン(TNF-αとIFN-γ)で処理することにより、血清中の濃度がアトピーの重症度と相関を示すケモカインであるTARCの分泌が増加する。これをin vitro アトピーモデルとした。サイトカインで処理する際に、精油を添加しておくことで、TARCの分泌が抑制された場合、その精油が抗炎症効果を有すると判定した。本学会では、最も抗炎症能が確認できた精油のシナジー効果について報告した。混合に検証した精油は、パチュリ、カモマイル・ジャーマン、イモーテル、カモマイル・ローマン、ラベンダーの5種類で、そのうち、「イモーテルとカモマイル・ローマン」「カモマイル・ジャーマンとラベンダー」の組み合わせで抗炎症効果が見られた。