A novel mechanism mediated by phosphatidyl inositol 3-kinase for cAMP-dependent potentiation of IGF-1 signals in thyroid folIicular celIs.
12th International Thyroid Congress(京都)
ラット甲状腺由来濾胞細胞株FRTL-5において、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の長時間処理により、細胞内cAMP濃度が上昇すると、それに伴い、分子星125kDaのチロシンキナーゼと、Pl3ーキナーゼの活性が上昇することが明らかとなった。P13ーキナーゼはIGF-1シグナルを伝えるための重要な酵素であり、TSHとIGF-1の相乗効果はこれらの酵素活性の増強が関わっていることが示唆された。