皮窟恒常性維持に寄与する精油の選抜およびパチュリの遺伝子発現への影響検証と細胞内への送達の試み
ァロマテラピー学雑誌 22巻、2号、24-36頁
22巻
2号
ヒト表皮角化細胞株HacaTで炎症性ケモカインTARCを発現誘導した系において、46種類の精油のうちパチュリとカモマイル・ジャーマン等7種の精油にTARC誘導阻害能が見られた。同時に、炎症や皮膚の恒常性に関与する遺伝子も発現が変動した。また、細胞内への精油の導入効率を上げる目的でパチュリのリポソームヘの封入を試 み、パチュリの抗炎症効果の傾向を観察した。