HSP90 intoracting with IRS-2 is involved in cAMP-dependent potentiation of IGF-I signals in FRTL-5 cells.
Molecular Cellular Endocr inology 344巻、1-2号、81-89頁
344巻
1-2号
ラット甲状腺由来濾細胞株FRTL-5を甲状腺刺激ホルモン(TSH)で長時間処理することにより、細胞内cAMP濃度が上昇、インスリン様成長因子-I(IGF-I)に応答した増殖が促進される。その際、IGF-I受容体基質(IRS)-2のIGF-I依存的なチロシンリン酸化が増強されるが、その増強にIRS-2に結合するHSP90が重要な役割りを果たしていることが明らかとなった。