学術論文

基本情報

氏名 茗荷 円
氏名(カナ) ミョウガ マドカ
氏名(英語) Myoga Madoka
所属 大学 文芸
職名 専任講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

発行又は発表の年月

2022/03

学術論文名

「近代女性書簡文口語体化の契機と過程」

単著・共著の別

単著

発行雑誌等又は発表学会等の名称

『論究日本近代語』(日本近代語研究会編)勉誠出版

第2集

開始ページ

終了ページ

概要

明治30年頃から大正10年頃までの女性書簡文を対象に、旧文体から、洗練された「口頭語的口語文体J に至るまでの軌跡を示した。本論前半では旧文体、とりわけ候文体からの脱却の要因を、先行研究の観点に書簡文の 「待遇性」という観点を加え、検討した。後半では成熟に至るまでの口語文として、漢字がちの例、旧文体の名残のある例、欧文脈の取り入れが不慣れな例などが見られることを示した。