ヨーロッパに眠る「きもの」-ジャポニスムからみた在欧美術館調査報告
東京美術
本書は、ジャポニズムの流行時期であった1860年代から1920年代までの、きものを中心とした日本染織品のヨーロッパ(フランス、イギリス、イタリア、オーストリア、ポーランド、ドイツ)の主要な美術館・博物館のコレクションとその形成状況をまとめたものである(全160頁)。著者として、イタリア(pp.63-88※pp.86-87を除く)、ポーランド(pp.109-166)に所蔵される日本染織品についてまとめた。