大規模coupled perturbed Hartree- Fock (CPHF)方程式の解法を、さまざまな線形方程式に適用するために、一般化残差切除法(GRC法)として提案した。安定したGRCアルゴリズムを導出するために、ハイブリッドクリロフ部分空間法の構築のためのフレームワークとして、内部ループに用いる多項式やその収束特性について検討を行い、大規模行列データ ベースを用いた数値実験により、その収束特性が既存の他手法よりも優れていることを示した。(Toshihiko Abe and A. T. Chronopoulos)