近年、アロマセラピーの研究が進展し、医療現場に導入されるようになり、産科領域における活用も例も増加している。専門学校1年課程の助産学生に向けて、アロマセラピーの基礎知識と周産期における活用について授業を行った。授業終了後に実施したアンケート結果から、授業による成果の報告とともに、今後のアロマセラピーにおける教育実践のあり方を検討した。アンケートの回答率は100%であり、受講した19名全員から、授業内容は「知りたい内容であった」との回答が得られた。また、19名中18名より「助産師となったのちアロマセラピーを活用したい」との回答が得られ、「アロマセラピーを活用したい場面」において最も回答が多かったのは「分娩期」であり、次いで多かったのは「妊産婦がリラックスしたいとき」であった。助産学生に向けて、実習前にアロマセラピーの授業を取り入れて一定の知識や技術を修得することは、医療現場における安全性の確保とともに、学習に対する意欲を高め、セルフケアの向上につながると考える。