(共著の概要)
東京財団現代アメリカ・プロジェクト(リーダー:久保文明上席研究員)の出版物。
(編者)久保文明
(共著者)久保文明、渡辺将人、足立正彦、菅原和行、細野豊樹を含む22名。
(担当部分)第1部の「政策運営はどの程度成功したか」の中の「世論からの評価」(p.65-p.77)
(担当部分の概要)
オバマ政権の諸政策をA、B、Cで評価するという共通テーマの下、世論の観点からオバマ政権の最初の2年間を評価。オバマの支持率の低下は、支持政党なし層や共和党支持層が大きな政府を嫌うという世論の構造があるなかで、大型の景気対策、医療保険改革、金融規制などを成し遂げた対価であり、減点要因にはならないと論じた。ただし、業績や課題を国民に伝えるメッセージの単純化が課題なので、総合評価はB+とした。