国際学部の「卒論演習」は、卒業論文指導を4年次生に対して行う科目である。4年次生は就職活動で忙しい学生が多く、また、遠距離通学者も少なくない。このため個別の面談指導との併用で、電子メールによる指導を併せて行っている。特に12月の提出期限間際の添削では効果を発揮している。日本語で書く能力が課題である学生が少ない中、膨大な量の添削を効率よく行ううえで、電子メールは大変有用である。2006年度より教職総合演習を含め、担当の全科目においてkyonetまたは電子メールを学生との連絡等(例:単位や定期試験に関する照会)に活用。こうしたことが、効果的個別指導および学生満足度に寄与していると考える。