アメリカ合衆国における投票集計機材問題の政策絞込みモデルによる分析
『共立国際文化』(第20号)
アメリカの2000年大統領選挙において、票差537票という大接戦であったフロリダ州で投票集計機材の性能問題が混乱をもたらしことを受けて、2002年10月に投票集計機材の更新に対する連邦政府補助金などを規定する法律が制定された。この法律の制定過程を、政治学者ジョン・キングダンの政策分析モデル(問題潮流、政策潮流および政治潮流に3つが合流して初めて政策が制度化されるとする)により説明。 P.95-p.123