■全体の概要:看護学生を哲学的なものの考え方に導き入れるために共同で執筆編集。脳死・臓器移植・末期医療・安楽死問題など,医療や看護についての技術的知識だけでは解決のつかない多くの問題に直面している現況にあって,特に人間とは何か,生命とは何か,生きるとはどういうことかといった生命倫理とは異なる哲学的な考え方を中心に分かりやすく解説した。■全313頁■監修者:木田元・須田朗■共著者:木田元・須田朗・宮武昭・財津理・村岡晋一・後藤嘉也・滝浦静雄■担当部分:「第3章現代哲学の諸傾向とその問題点 I現象学 II実存主義」(115頁~137頁)■担当部分の概要:現象学とはどのような哲学であり,どのような背景のもとで誕生し,どのように展開していったのかを解説。実存主義についても同様な観点で解説。