現象学的ハイパーテクスト論
国士舘大学情報科学センター「紀要」第19号
■今世紀初頭人間諸科学の方法論的改革を先取りし,それらの改革がもつ哲学的意味を読み取ろうとした現象学を紹介するとともに,ハイパーテクストをかかる現象学的立場から解釈する試み。具体的には,代表的なハイパーテクストプログラミング言語であるHTMLに定位しつつ,その情報テクノロジー的側面およびエクリチュール文化論的な側面を哲学的な議論の場に展開する試みを主眼とする。■掲載頁:1頁~20頁