〈解釈学〉的現象学の射程
中央大学大学院「研究年報」文学研究科篇第18号
■ハイデガー哲学において〈解釈学〉的現象学という方途が否定的な結果を招かざるを得なかったこと,すなわち現存在の超越論的反省機能によって解釈する圏域には必然的にある限界がひそんでいたことを,おもに「存在と時間」に定位して考察することを目指したもの。■掲載頁:37頁~45頁