講義に実物やビデオ、写真、ネット情報を積極的に活用する。Power Point等を利用して、図表を積極的に取り入れ、見て・聞いて・理解するように心掛けてきた。特に、実物(市販洗剤、新素材繊維、標本、書籍など)は、最も学生の視覚に訴えることのできる教材の一つであり、持参して講義を進めている。更に、ビデオ等は短時間に絞り、感想をまとめたり自分の考えが発言できる時間やkyonetでの提出を求めている。また、講義内容に関連する簡単なテーマを提示して、発表を通してディスカッションの機会を設けている。このメリットは、①講義に張りが加わり、視覚情報として訴えることで学生の関心が高められた。②驚きや溜息が問題意識を高め、単なる知識の習得ではなく、考えることにも役立っている。