生活科学科の専任講師及び准教授として担当の「衣生活論」(専門科目、1・2年次配当、半期、2単位、選択必修)では、全15回分のスライド(Microsoft Power Point)を作成して、講義の補助教材としている。また、学生配布用としてプリント冊子(全16頁)を準備して、衣生活の広範囲な分野(被服材料、被服機構、被服衛生、被服心理、被服管理)を網羅する。特に、新素材情報や表示情報を紹介して、衣服の購入・ケアー(管理)方法を理解するために、学生自身のサイズ表示(JIS規格、海外規格)の確認、ケアー表示情報に関する簡単な演習を導入している。また、被服の着心地や風合いの評価或いは被服の感情効果(色彩心理、着用心理)など、「被服心理」や「アパレル感性工学」に関する項目を取り入れた補助教材で、学生の興味と理解を高める上で役立っている。