被服整理学部会の共同研究として科学研究費補助金の申請を行い、この報告として2007-2008年度科学研究費補助金(基盤研究(A))に採択された共同研究について、申請に至る経緯と研究成果を報告した。(1)洗浄の基礎的研究(洗浄性能)、(2)洗浄の実践的研究(消費性能)、(3)消費者行動分析(洗濯行動)の3つの視点から、洗剤、洗浄用水、汚れ、機械力、乾燥性能の評価、消費者の洗濯行動を解明した。環境負荷削減には家庭洗濯をシステムとして総合的にとらえた「LCA思考」の導入が効果的であることを示した。(被服整理部会企画:科学研究費基盤研究(A)・代表者山口庸子の成果報告)
共同発表者:○山口庸子、片山倫子、尾畑納子、生野晴美、大矢勝、後藤景子、板垣昌子、多賀谷久子