ライフスタイルの変化や省スペース化など居住環境の変化から、洗濯機と乾燥機を一体化した「洗濯乾燥機」の販売量も急増している。しかし、乾燥工程で消費される電力量は洗濯工程に比べて非常に大きく、環境負荷が大きい。そこで、家庭洗濯における衣類乾燥の環境と消費者の行動に関して実態調査を行い、環境負荷の少ない衣類乾燥について検討した。その結果、乾燥機・洗濯乾燥機の所有率は関東在住世帯および家族構成員に小・中学生の居る世帯に高い傾向が見られた。また、東北・北陸地域在住世帯では、冬場の衣類乾燥として室内干しを行う割合が高く、満足度も高い値を示した。(ポスター発表)
共同発表者:○山口庸子 清井えり子 尾畑納子 多賀谷久子 藤川尚子 板垣昌子