家庭科教科書の掲載内容の分析から学校における環境教育の取り組みを明らかにした。また「たしかな目」と「家庭科教科書」の掲載内容の比較から、現在の環境教育の問題点を検討した。「たしかな目」は月刊誌であるため、随時、社会背景をふまえた必要な情報が掲載される。家庭科教科書は、学習指導要領のもと検定を行ってから発行するため、掲載情報に2~4年のズレが生じた。家庭科教科書は「たしかな目」ほど柔軟に対処はできない。しかし家庭科教科書は基礎的な内容として、不変的に教えていく内容が記載がされていた。それぞれの特長を生かした環境教育の必要性を指摘した。(ポスター発表)
共同発表者:○土屋みさと、山口庸子