近年、「持続可能な消費」に向けて、環境負荷を評価する新たな手法として、ライフサイクルアセスメント(LCA)の応用が注目を集めている。LCAとは、製品や製造段階あるいはサービスの環境への影響を評価する手法である。洗浄分野におけるLCA研究の最近の動向と実践の現状を幾つかのケーススタディーを含めて紹介した。
1. LCA手法の実際、2. LCA手法の新たな展開:ソーシャルLCA、ダイナミックLCA、ライフサイクルコストLCC、被害算定型LCIA、ソフトウエアLIMEについて 3. LCAの実務:タイプIII環境ラベル「エコリーフ」を事例として 4. ケーススタディー:家庭洗浄、食器洗浄を事例として、これからの研究動向を示した。(講演:1時間)