「持続可能な消費」に向けて環境負荷を低減する新たな評価手法として、ライフサイクルアセスメント(LCA)の応用が期待されている。ここでは、LCAの現状から洗浄研究への応用について解説した。講演内容は、 LCAの手法と実際では①LCAとは(LCAの歴史)、②LCAの枠組み(手順)、③LCA手法の新たな展開、更に、LCAの適用例では、①洗剤のLCA(生産におけるLCA事例)、②家庭洗濯のLCA(消費におけるLCA事例)、③環境ラベル(エコリーフ)、また、LCA研究の現状では、①日本のLCA研究の動向、②第42回wfk国際洗浄会議(2005)に見られるLCAの動向について解説した。(講演:30分)
講演要旨集 p.37-46