保育所におけるおむつの使用状況と保育者の意識を調査した。その結果、紙おむつのみ55.5%、布おむつのみ9.2%、併用34.8%を含めると約半数の保育所で布おむつを使用しており、京都市や世田谷区では布おむつの使用率が高かった。貸しおむつを利用する保育所は全体の16%、貸おむつの平均認知度81%に対して、紙おむつの使用率が高い江戸川区では、貸しおむつの認知度60%と低い状況にあった。一方、布おむつにも利点があると考える保育者は多く、保護者の希望に応じておむつを選べるよう併用することが良いと考える保育者が半数を占める結果を得た.
共同発表:土屋みさと、山口庸子、中村弥生、永山升三
発表要旨集 p.80