ドライマーク表示衣料の洗濯が可能としている市販洗濯機(回転ドラム式洗濯機、渦巻式洗濯機の新機種)を対象に、毛100%セーターの繰り返し洗濯実験を7大学で同一条件により実施、機械力の加え方と収縮率、物性変化との関係を考察した。その結果、水洗い可能と表示してある毛製品の水系洗濯による損傷は、洗濯機種により様々であった。洗濯機の機械力の質を考慮することによって、損傷性の面からは実用的に水系洗濯が可能であることが示唆された。
共同発表者:○駒城素子、尾畑納子、片山倫子、杉原黎子、前島雅子、山口庸子、吉田紘子