ドライマーク表示した衣料を家庭で水洗いしようと言う動きとともに、国産の回転ドラム式洗濯機の販売など、市販の家庭用洗濯機も大きく変わりつつある。そこで、家庭用洗濯機を対象に、市販毛製品(セーター)の洗濯耐用性を評価した。その結果、防縮加工のセーターは、丈、幅(身頃)方向とも変化が少なく、防縮加工により回転ドラム式洗濯による水洗いが行えることを確認した。しかし、未加工のセーターは収縮率が大きく、機械力の緩やかな回転ドラム式洗濯機を使用しても、水洗いできないことを報告した。
共同発表者:駒城素子、尾畑納子、片山倫子、杉原黎子、前島雅子、山口庸子、吉田紘子