環境負荷に及ぼす消費者の生活行動パターンに関する調査研究:在宅時の過ごし方を中心として(査読論文)
日本LCA学会学会誌Vol.5,No.2
消費者の家庭における行動パターン(過ごし方)がエネルギー消費量に及ぼす影響を明らかにするために、生活時間とエネルギー消費量の実態を2002年及び2007年に調査した。CO2排出量に換算することから、温室効果ガス削減のための適切な「在宅時の過ごし方」を考察した。家庭におけるCO2排出量は、電気>ガス>水道の関係にあり、「家族団らん」に見られるような在宅時の過ごし方は、CO2排出量の削減に寄与することを示した。pp.262-269共著者:山口庸子、津田淑江、戸田泰男、永山升三