「たしかな目」および家庭科教科書にみられる環境関連の掲載内容の比較
共立女子短期大学生活科学科紀要第50巻
家庭科教育における環境教育の現状を明らかにする目的で、「たしかな目」と「家庭科の教科書」の掲載内容を比較した。「たしかな目」は社会的背景を反映した記事が掲載されていた。家庭科の教科書では、中・高等学校ともに1989年改訂の学習指導要領に従い環境関連の掲載内容が増加していた。教科書は、学習指導要領のもと検定を行ってから発行するため、2~4年経過した情報であったが、不変的な環境関連の情報が選択されていた。pp.45-54共著者:土屋みさと、山口庸子