各種柔軟剤の化学構造とその風合い改良特性の比較
共立女子短期大学生活科学科紀要 37巻号
綿タオルを対象に、3タイプの柔軟剤について風合いと吸収性能の測定および官能評価から改質特性を検討した。風合い改良効果は優れているが吸水性の劣るエステルアミド、DSDMAC(ジ長鎖アルキルアミンの4級化合物)と風合いは劣るが吸水性に改良特性を持つDODMACに分かれた。タオルの使い心地感と吸水性は高い相関性を示すことから、吸水性重視の開発の必要性を指摘した。pp.47-54 共著者:山口庸子、永山升三