ピエロ・デッラ・フランチェスカの歴史的運命(1963~2007)
ロベルト・ロンギ『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』池上公平・遠山公一訳 中央公論美術出版 pp.353-401
ロンギの『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』はルネサンスの画家、数学者ピエロ・デッラ・フランチェスカの研究書として最も基本的かつ重要な文献とされているもので、本書はその日本語訳。原著刊行は1927年であるが、その後の研究成果は膨大であり、ロンギの説を修正すべき部分もあるので、その現状を反映させるべく、付した本書以後の研究史。