NGOハビタット・フォー・ヒューマニティ(Habitat for Humanity)は、貧困国や被災地で、住宅を建てることよって自立やコミュニティ建設を支援している。貧困問題に関する勉強会や、活動を知ってもらうための啓蒙、募金活動に学生と共に参加した。募金は、以下の国々での建築資材購入に充て、実際に現地に赴き、現地ボランティアと共に建築活動(グローバル・ビレッジ)に携わった。また、現地の学校やストリート・チルドレンのための施設を訪問し、文化交流を行ったり、スラムを訪問し、貧困と住宅の重要性について学んだ。H17年3月フィリピン、H18年3月マレーシア、H19年3月タイ、H20年3月タイ。学生たちはこの活動を通して、グローバル社会における貧困問題について考察を深め、自分たちの研修内容を発表する機会を持った。また、現地では、英語でコミュニケーションを行った。この活動については、拙稿H20年『大学時報』第321号小特集「広がる学びのコミュニティ――ユニークな課外活動支援の取り組み」に掲載された「ブリック・バイ・ブリック!:ボランティアで広がる学びの場」(杉村著)を参照のこと。