2013年公開の映画『ウォルト・ディズニーの約束』(Saving Mr. Banks)では、エマ・トンプソン演じる「メアリー・ポピンズ」シリーズの作者、パメラ・リンドン・トラヴァース(Pamela Lyndon Travers 1899-1966)が、ディズニーのアニメーションとミュージカルに批判の言葉を浴びせる。一方、トラヴァースの『メアリー・ポピンズ』には歌が溢れている。作者が幼少期から親しんできたナースリー・ライム(Nursery Rhymes)がどのように使われているか、『風にのってきたメアリー・ポピンズ』(Mary Poppins, 1934)を中心に考える。