ホーソーンのロマンス-語りの問題
東京都立大学英文学会
ナサニエル・ホーソーンの四つの長編作を論じる際に、「語りの構造分析」が必要不可欠であり、アメリカ文学のアメリカ文学らしさの一つと目される「ロマンス」形式が、多様な「語り手」の存在に象徴されている様相を考察した。