新しい時代を開く家政教育のあり方をテーマに、家政学部の3学科(被服・生活美術・食物)の各教員と共に3年に渡り共同研究を行った。担当の英語教育については、全国の家政系大学における語学教育のアンケート調査を元に、ESP(English for Specific Purposes)の観点から論じた。各大学のカリキュラム分析から、語学の教育時間は多いとはいえず、またその結果が必ずしも家政教育全般に生かされていない実態を報告した。一方、、専門教育と協同した英語教育は、語学力の強化にとどまらず、専門の知識・技術の育成にも資することを論じた。p.118~125